バイクに乗り始めたばかりの頃は、
「チェーンの注油ってどれくらいの頻度ですればいいの?」
「少しくらい放置しても大丈夫じゃない?」
と思う方も多いと思います。
僕自身、昔はチェーンメンテナンスをそこまで意識していませんでした。
- バイクに乗る前の基本的な点検については、こちらの記事でも紹介しています。
しかし、注油不足やサビ、チェーン自体の劣化などが重なり、実際にチェーンでトラブルを経験したことがあります。
チェーンはエンジンの力を後輪へ伝える大切な部品です。
この記事では、僕自身の経験も交えながら、
- チェーン注油の頻度
- 注油したほうがいいタイミング
- 油が切れているときのサイン
- 放置するとどうなるのか
- 初心者でもできる基本的な注油方法
を紹介します。
バイクのチェーン注油はどれくらいの頻度?
結論からいうと、走行距離だけで決めるのではなく、チェーンの状態や走行環境も見ながら注油することが大切です。
ヤマハでは一般的なメンテナンス例として、ドライブチェーンを800kmごと、さらに洗車後や雨天走行後にも確認・注油する案内を掲載しています。車種によって指定は異なるため、自分のバイクの取扱説明書を優先してください。
特に、
雨の中を走ったあと
洗車したあと
チェーンが乾いて見えるとき
汚れやサビが目立つとき
は、走行距離に関係なく確認したほうがいいです。
僕の場合も「まだ大丈夫だろう」と後回しにしてしまったことがありました。
チェーンは普段あまり目立たない部分だからこそ、定期的に見る癖をつけるのが大切だと思います。
チェーンの油が切れているサイン
ここで、さっき作った比較画像を入れます。
【画像①:チェーン注油不足と適切な状態の比較】

※チェーンの状態を分かりやすくしたイメージ画像です。
チェックしたいポイントは、
- チェーンが乾いて見える
- サビが出ている
- 汚れがかなり付着している
- 動きが渋い
- 異音が気になる
などです。
ヤマハも、チェーンは雨などの水分が付着しやすく、サビが発生しやすいため、クリーニング後にチェーンオイルで潤滑するよう案内しています。
チェーンを放置するとどうなる?
チェーンメンテナンスをしない状態が続くと、汚れやサビ、摩耗が進んでしまいます。
僕自身も、以前チェーンの潤滑不足やサビ、経年劣化が重なったことでチェーントラブルを経験しました。
そのときに、
「もっと普段からチェーンを見ておけばよかった」
と思いました。
バイクに乗る前はタイヤやガソリンには目が行きやすいですが、チェーンも同じくらい定期的に確認しておきたい部分です。
ヤマハも、チェーンの摩耗が進むとジョイント部分が滑らかに動かなくなり、状態によっては走行中にチェーンが切れるおそれがあると説明しています。
初心者でもできるチェーン注油の基本
まず用意したいのは、
- チェーンクリーナー
- チェーンオイル・チェーンルブ
- チェーンブラシ
- ウエス
- 段ボールや新聞紙
です。
- バイク初心者向けの工具については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
メンテナンススタンドがあると作業しやすいですが、必須ではありません。ヤマハも同様の用品を基本的な準備物として案内しています。
1. チェーンの汚れを落とす
まずチェーンクリーナーを使って、チェーンに付いた汚れを落とします。
使用するクリーナーは、自分のチェーンがシールチェーンなら対応製品か確認してください。
2. 汚れとクリーナーを拭き取る
ブラシなどで汚れを落としたら、ウエスで拭き取ります。
3. チェーンに注油する
チェーンが乾いたら、チェーンオイルを適量吹き付けます。
Hondaの取扱説明書でも、清掃後によく乾燥させ、チェーンローラーの両側へ給油する方法が案内されています。タイヤやブレーキにオイルが付かないよう注意が必要です。
作業するときはエンジンを停止した状態で行いましょう。

雨の日に走ったあとは特にチェック
雨天走行後は、僕なら普段より早めにチェーンを確認します。
雨や水分によってチェーンの油分が落ちることがあり、ヤマハも長時間の雨天走行後やチェーン清掃後の注油を案内しています。
毎回神経質になる必要はありませんが、
「雨の中をかなり走ったらチェーンを見る」
くらいの習慣をつけておくだけでも違います。
まとめ|チェーンは定期的に見る癖をつけよう
チェーン注油は、ただ決められた走行距離になったら行えばいいというものではありません。
走行距離+チェーンの状態+雨や洗車などの環境
を見ながら判断するのがおすすめです。
僕自身、チェーンのトラブルを経験してから、メンテナンスの大切さを強く感じるようになりました。
バイクに長く安心して乗るためにも、まずは洗車や給油のついでにチェーンを見るところから始めてみてください。
