バイクに乗り始めるとき、かなり悩むのがヘルメット選びだと思います。
「安すぎるものは少し不安」
「でもSHOEIやAraiは学生にはなかなか手が出しにくい」
「実際に長期間使った人の感想が知りたい」
こんな人も多いのではないでしょうか。
僕が実際に半年ほど使っているのが、**OGK KabutoのKAMUI-3(カムイ3)です。
結論から言うと、半年ほど使ってきて、僕は今のところ大きな不満が一つもありません。
もちろん人によって頭の形や使い方は違いますが、この記事ではスペックを並べるだけではなく、実際に半年間使って感じたフィット感、蒸れ、曇り、風切り音、インナーサンシェードなどを正直に書いていきます。
ヘルメットだけでなく、バイク初心者が安全に乗るためには服装選びも大切です。僕が実際に意識している服装については、「バイク初心者の服装・安全装備についての記事」でも紹介しています。
僕がKAMUI-3を使い始めた理由
僕の場合は、お店で新品を選んで購入したわけではありません。
知り合いから譲ってもらったことがきっかけです。
当時は学生で、正直ヘルメットに何万円も使えるほどお金に余裕がありませんでした。
そのため、KabutoとSHOEI、Araiを細かく比較してKAMUI-3を選んだというよりは、「譲ってもらえるなら使ってみよう」というところから始まりました。
ただ、実際に半年ほど使ってみると、結果としてかなり満足しています。
※中古・譲渡されたヘルメットの場合は、過去に大きな衝撃を受けていないかなど安全状態の確認が重要です。強い衝撃を受けたヘルメットは、外見に大きな損傷がなくても本来の保護性能を発揮できない可能性があります。
これから購入する人には、安全面も含めて自分に合った新品を試着して選ぶことをおすすめします。
初めてヘルメットを選ぶ方は、サイズや予算、安全性などをまとめた「バイク初心者のヘルメットの選び方」も参考にしてみてください。
KAMUI-3を半年使った結論|今のところ不満はほぼない
半年使った僕の感想を一言で表すなら、
「普通にかなり使いやすい」
です。
毎日のように被っていましたが、
- 頭が疲れる
- 重くて嫌になる
- フィット感が悪い
- 風切り音がうるさすぎる
- 夏場に耐えられない
といった理由で嫌になったことはありません。
ヘルメットは頻繁に使うものなので、何か一つでも強い不満があると毎回気になってくると思います。
半年使っても「これ嫌だな」と思う部分がほとんどなかったのは、僕にとってかなり大きいです。

Sサイズは最初かなりきつかった
僕が使っているのはSサイズです。
初めて被ったときの感想は、
「そりゃ、きついです(笑)」
でした。
新品に近い状態のヘルメットは頬まわりなどがしっかりしているので、最初はかなり圧迫感がありました。
ただ、僕の場合は3日くらい使っていると慣れてきました。
毎日被っているうちに内装が少しずつ自分の頭や顔になじんでいくような感覚があり、今ではそのフィット感が逆に安心感につながっています。
ただし、「使えば伸びるから多少サイズが合わなくても大丈夫」という意味ではありません。
ヘルメットは頭に適切にフィットしていることが大切なので、これから買う人は実際に試着して、自分の頭に合うサイズを選んだ方がいいと思います。
長時間被っても僕はほとんど疲れない
ヘルメットを選ぶときに、
「長時間被ると首が疲れない?」
と気になる人もいると思います。
僕の場合、KAMUI-3を長時間使っていても、ヘルメットが原因で強く疲れたと感じることはほとんどありませんでした。
もちろん感じ方には個人差があります。
僕自身モトクロスをやってきたこともあり、ヘルメットを被ること自体に比較的慣れている部分はあると思います。
それを含めても、普段使いで重量が大きなストレスになった経験はありません。
夏は多少蒸れる。でも走ればかなり楽になる
フルフェイスなので、夏場にまったく蒸れないわけではありません。
止まっていると多少暑いです。
これは正直に言っておきたいところです。
ただ、走り始めるとかなり印象が変わります。
KAMUI-3にはベンチレーションがあり、公式にも計4カ所から空気を取り入れ、内部の空気を排出する構造が採用されています。
実際に僕も、走行中は空気が入ってくることで涼しく感じます。
真夏の信号待ちでは、
「暑いな……」
となることはあります。
でも走り出してしまえば、僕はそこまで不快には感じませんでした。
湿気が高い日はシールドが曇る
これは購入前に知っておいた方がいいと思います。
湿気が高い日は、シールドが曇ることがあります。
特に止まっているときなどは曇りやすいと感じました。
ただ、こちらも走り始めるとベンチレーションによって空気が動くため、曇りはかなり解消されます。
KAMUI-3は別売りのPinlockシートにも対応しています。メーカーも曇りを抑えるためのオプションとして案内しています。
雨の日や冬場など、曇りが気になる環境で頻繁に乗る人は、こういった曇り対策も検討していいと思います。
風切り音は僕はあまり気にならなかった
風切り音については、人によってかなり評価が分かれる部分だと思います。
僕の場合、
正直、あまり気にしていませんでした(笑)
半年使っていて、「風の音がうるさすぎて嫌だ」と感じた記憶はありません。
逆に言えば、意識しない程度には普通に使えていたということだと思います。
ただ、これはバイクの種類やスクリーンの有無、速度によっても変わるので、「KAMUI-3なら必ず静か」とまでは言えません。
あくまで僕が使った範囲では、不満には感じませんでした。
インナーサンシェードは便利。ただ僕はほとんど使っていない
KAMUI-3の特徴の一つが、内部に大型のインナーサンシェードが付いていることです。
日差しが強いときに、レバー操作でサンシェードを下げられます。
……なのですが、
僕は現在ほとんど使っていません笑
理由は、メインのシールド自体を眩しさを抑えられるタイプに交換したからです。
シールドを交換してからは、インナーサンシェードを使う必要性をあまり感じなくなりました。
とはいえ、クリアシールドを使う人にとってはかなり便利な機能だと思います。
昼間だけ眩しさを抑えたい人なら、わざわざ別のシールドへ交換しなくてもサンシェードを使えるのはメリットでしょう。
なお、Kabutoは着色されたシールドとインナーサンシェードの併用について、視界が悪くなるため避けるよう案内しています。
半年使っても内装のへたりは感じていない
半年ほど使っていますが、今のところ内装が大きくへたったとは感じていません。
今でもしっかりフィットしています。
むしろ最初の強い圧迫感から、自分にちょうどいい状態になじんできた感じがあります。
一方で、外側については傷があります。
これはKAMUI-3が悪いというより、
僕の扱いが少し雑なのが原因です(笑)
お恥ずかしながら、外面には細かい塗装傷が多々あります。
きれいな状態を長く保ちたい人は、地面へ直接置かない、持ち運ぶときはヘルメット袋を使うなど、僕より丁寧に扱うことをおすすめします。
最初はシルバーがダサいと思っていた
デザインについても少し話します。
僕が使っているのはシルバー系のデザインです。
最初に見たときは正直、
「シルバー、ちょっとダサいな……」
と思っていました。
ところが1カ月くらい使っていると、なぜかどんどんカッコよく見えてきました。
バイクに乗ってKAMUI-3を被っている自分を見ると、
「いや、結構カッコいいじゃん」
と思うようになりました(笑)
もしかするとヘルメットのデザインが良く見えるようになったというより、自分が被っている姿に見惚れているだけかもしれません。
自意識過剰ですね(笑)
でも、半年経った今ではデザインも普通に気に入っています。
KAMUI-3を初心者におすすめする?
僕ならおすすめします。
特に、
「初めてフルフェイスを買いたい」
「快適性も欲しい」
「インナーサンシェード付きが気になる」
という人なら、十分候補になるヘルメットだと思います。
僕自身、半年使ってきて大きな不満はありませんでした。
最初の数日はきつく感じましたが、慣れてからはフィット感があり、長時間でも疲れにくく、走行中の通気性にも不満はありません。
もちろん頭の形は人それぞれなので、僕がSサイズで快適だからといって全員に同じサイズが合うわけではありません。
可能であれば購入前に試着することをおすすめします。
気になった方はよろしければ下のリンクからAmazonの方でご確認できます。
ヘルメットをそろえたら、次は実際にバイクへ乗るときの基本も覚えておきたいところです。初心者の頃に僕自身が苦労したクラッチ操作のコツについても、実体験をもとにまとめています。
壊れたらまたKAMUI-3を買う?
これは「買わない」です。
ただし、KAMUI-3に不満があるからではありません。
むしろ半年使ってかなり満足しています。
僕はこれからバイクブログでいろいろな用品を実際に使ってレビューしていきたいので、次にヘルメットを買うなら別メーカーや別モデルを試したいからです。
例えばSHOEIやAraiなどを実際に使って、
「KAMUI-3と比べて何が違うのか?」
を自分で体験して記事にしたいと思っています。
KAMUI-3が嫌だから乗り換えるのではなく、他のヘルメットも知りたいというのが一番大きな理由です。
2026年現在はKAMUI-5も登場している
これから新品を購入する人には、一つ知っておいてほしいことがあります。
僕が使っているのはKAMUI-3ですが、2026年現在、Kabutoからは新世代モデルのKAMUI-5も展開されています。
KAMUI-5ではベンチレーションや内装、インナーサンシェードなどが改良されています。
そのため、
「これから新品を買う」
という人はKAMUI-3だけで決めるのではなく、KAMUI-5との価格差や機能差も比較してみるといいと思います。
一方で、KAMUI-3を中古や在庫品などで検討していて、
「実際に長期間使った感想が知りたい」
という人には、この記事の僕の経験が参考になればうれしいです。
まとめ|半年使って感じたのは「普通に良いヘルメット」
半年ほどKAMUI-3を使ってきましたが、僕自身はかなり満足しています。
最初はSサイズがかなりきつく感じましたが、数日使うとなじみ、今ではフィット感が安心感につながっています。
夏場は止まっていると多少蒸れますが、走り出せばベンチレーションのおかげでかなり楽になります。
湿気が多い日はシールドが曇ることもありますが、走行中は改善しやすく、必要ならPinlockなどの曇り対策もできます。
インナーサンシェードも付いていますが、僕の場合はシールドを交換したため、現在はほとんど使っていません。
そして何より、
半年使って「ここが本当に嫌だ」と思ったところがない。
これが僕のKAMUI-3に対する一番素直な評価です。
これから初めてフルフェイスヘルメットを探している人なら、Kabutoは一度候補に入れてみてもいいと思います。
