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バイクでスマホをナビとして使うなら、スマホホルダーはかなり便利です。
しかし、iPhoneをバイクへ取り付けるときに気になるのがエンジンや路面から伝わる振動です。
Appleは、特定の周波数帯で振幅の大きい振動を長時間受けることで、iPhoneの光学式手ぶれ補正(OIS)やオートフォーカスなどの性能が低下する可能性があると案内しています。
そのため、iPhoneをバイクで使用するなら、固定力だけでなく防振性能もチェックしてスマホホルダーを選びたいところです。
この記事では、防振機構や振動対策についてメーカーが明確に案内している製品を中心に、初心者にも分かりやすく比較します。
バイク用スマホホルダーで防振が重要な理由
バイクでは、エンジンだけでなく道路の段差や荒れた路面からもハンドルへ振動が伝わります。
スマホホルダーをハンドルへ直接取り付ければ、その振動はスマホにも伝わります。
特にiPhoneのカメラには、細かな動きを補正する精密な機構が搭載されているモデルがあります。
Appleは、高出力または大排気量エンジンを搭載したオートバイへiPhoneを取り付けることを推奨していません。
原付やスクーターなど比較的振動の小さい車両の場合でも、防振マウントなどを使用し、長時間の常用を控えることを勧めています。
iPhoneへの振動リスクについて詳しく知りたい方は、バイクのスマホホルダーでiPhoneは壊れる?振動によるカメラ故障の原因と対策も参考にしてください。
バイク用防振スマホホルダーおすすめ4選
今回比較するのは次の4製品です。
| 製品 | 防振方式 | 特徴 |
|---|---|---|
| Kaedear KDR-M26C | Airマウント | 防振機構を標準装備 |
| DAYTONA FLEX FSH-3 | 4つの振動吸収ダンパー | シンプルな一体型 |
| Quad Lock + Vibration Dampener | 専用シリコンダンパー | 拡張性が高い |
| SP Connect + Anti Vibration Module | エラストマー | 専用システム型 |
Kaedear KDR-M26C
まず紹介するのがKaedear KDR-M26Cです。
KDR-M26Cには「Airマウント」と呼ばれる振動吸収機構が標準装備されています。
メーカーによると、エアーキャップによってホルダーを浮かせる構造で、エンジンから伝わる高周波振動を吸収し、スマホカメラの手ぶれ補正機構への破損リスクを軽減する設計です。対応サイズは縦130〜175mm、横60〜88mm、厚さ19mm以下とされています。
防振パーツを別で選ばず、最初から防振機構付きのホルダーを購入したい人には分かりやすい選択肢です。
振動吸収Airマウントを標準装備したバイク用スマホホルダーです。
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DAYTONA FLEX FSH-3
国内バイク用品メーカーの商品から選びたい場合は、DAYTONA FLEX FSH-3も候補です。
スマホを支える本体背面に4つの振動吸収ダンパーがあり、ハンドルから伝わる振動を吸収する構造になっています。
対応スマートフォンは4.5〜7インチ、横幅66〜90mm、厚さ13mm以下、重量250gまで。対応する取り付け径は22.2mm、25.4mm、28.6mmです。メーカーも、振動軽減機能は故障を完全に防ぐものではないと注意しています。
操作方法も比較的シンプルなので、国内メーカー製で分かりやすいホルダーを選びたい人に向いています。
DAYTONA FLEX FSH-3
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Quad Lock + Vibration Dampener
スマホの脱着のしやすさや拡張性を重視するなら、Quad Lockも候補です。
Quad LockのVibration Dampenerは、シリコン製グロメットを使ったデュアルシャーシ構造を採用しています。
メーカーは、オートバイから発生する高周波振動を90%以上低減すると案内しています。また、Quad Lockのモーターサイクルマウントに対応しています。
ただし、これは一般的なスマホホルダー単体というより、Quad Lockのマウントや対応ケースなどと組み合わせて使うシステムです。
Quad Lockシリーズをまとめて使いたい人に向いています。
SP Connect + Anti Vibration Module
SP Connectにもスマートフォンの振動対策としてAnti Vibration Moduleがあります。
メーカーによると、専用エラストマーによる防振構造で、振動を最大60%低減するとしています。
また、360度の角度調整に対応し、Moto Mount Proなど複数のSP Connect製マウントへ取り付けられます。
こちらもQuad Lockと同じように、SP Connectの対応ケースやマウントと組み合わせるタイプです。
すでにSP Connect製品を使っている人には特に選びやすいでしょう。
4製品を比較するとどう違う?
4製品の大きな違いは、防振機構が最初からホルダーに入っているか、別のシステムとして追加するかです。
初めて購入する場合は、Kaedear KDR-M26CやDAYTONA FLEX FSH-3のような一体型は構成が分かりやすいです。
一方、Quad LockやSP Connectは専用ケース・マウント・防振パーツなどを組み合わせます。
その分、後からアクセサリーを追加したり、取り付け方法を変えたりしやすいのが特徴です。
防振スマホホルダーの選び方
防振機構を確認する
まず確認したいのが、防振機構の有無です。
商品名に「バイク用」と書かれているだけでなく、メーカーがどのような防振構造を採用しているか確認しましょう。
また、ホルダー本体に防振機構があるのか、別売りパーツが必要なのかも重要です。
スマホのサイズを確認する
次に、自分のスマホが対応サイズに入っているか確認します。
注意したいのがスマホケースです。
スマホ本体だけなら対応していても、厚いケースを付けることで対応範囲を超える場合があります。
横幅・縦幅だけではなく、厚さや重量まで確認しましょう。
バイクへ取り付けられるか確認する
ホルダーが自分のスマホに対応していても、バイクへ取り付けられなければ使えません。
ハンドル径や取り付け可能なスペースを購入前に確認してください。
特にスクーターやセパレートハンドルのバイクでは、取り付け場所が限られる場合があります。
固定力も重要
防振性能だけを見て、固定力を忘れないようにしましょう。
走行中にスマホが脱落すれば、防振性能以前にスマホ自体を破損する可能性があります。
ホルダーを取り付けた後は、スマホが確実に固定されているか毎回確認することが大切です。
初心者ならどのタイプが使いやすい?
初めてバイク用スマホホルダーを購入するなら、ホルダーと防振機構が最初からセットになっているタイプは分かりやすいです。
別途ダンパーや専用ケースを選ぶ必要が少なく、購入後の構成も理解しやすいからです。
一方で、今後スマホマウント周辺をカスタムしていきたい場合は、Quad LockやSP Connectのようなシステム型も候補になります。
「最初から全部そろえたいのか」「後から拡張したいのか」で考えると選びやすくなります。
安いスマホホルダーでも大丈夫?
安い商品がすべて悪いわけではありません。
ただし、値段だけで選ぶのではなく、
- 防振機構
- スマホの固定方法
- 対応サイズ
- ハンドルへの取り付け方法
- メーカーの説明やサポート
まで確認するのがおすすめです。
特にiPhoneを日常的にナビとして使うなら、防振対策について明確に説明されている製品から検討すると選びやすいでしょう。
防振タイプならiPhoneは絶対に壊れない?
ここは非常に重要です。
防振スマホホルダーを使っても、iPhoneの故障を完全に防げるわけではありません。
Apple自身も、高出力または大排気量のオートバイへiPhoneを取り付けることは推奨していません。低排気量車でも、防振マウントを使い、長時間の常用を避けるよう案内しています。
そのため、防振機構は「絶対壊れなくなる装置」ではなく、振動によるリスクを軽減するための対策として考えるのが適切です。
スマホホルダーと一緒に確認したいもの
バイクに乗り始めたばかりなら、スマホホルダー以外にも準備しておきたい用品があります。
ヘルメットやグローブ、レインウェアなど、納車前に必要なものをまとめて確認しておくと安心です。
よくある質問
バイク用スマホホルダーは防振タイプのほうがいい?
iPhoneなど振動の影響が気になるスマートフォンを取り付ける場合、防振タイプは選択肢になります。
Appleも低排気量の車両などへ取り付ける場合には、防振マウントの使用を推奨しています。
原付でも防振スマホホルダーは必要?
原付やスクーターでは大型バイクより振動が小さい場合がありますが、リスクがゼロになるわけではありません。
長時間スマホを取り付けて使用するなら、防振対策を検討しておくとよいでしょう。
防振性能だけで選べばいい?
いいえ。
防振性能に加えて、固定力・対応スマホサイズ・ハンドル径・脱着のしやすさなども確認しましょう。
Quad LockやSP Connectはホルダーだけ買えば使える?
製品構成によっては、対応ケースやマウント、防振モジュールなどを組み合わせる必要があります。
購入前に、自分が必要とする構成を公式サイトで確認してください。
まとめ
バイク用スマホホルダーを選ぶなら、価格や見た目だけではなく防振性能も確認したいポイントです。
今回紹介した4製品は、それぞれ特徴が異なります。
Kaedear KDR-M26Cは防振機構が標準装備された一体型。
DAYTONA FLEX FSH-3は4つの振動吸収ダンパーを備えた国内メーカー製品。
Quad LockとSP Connectは専用マウントやケースなどと組み合わせて使う拡張性の高いシステムです。
自分のスマホサイズ、バイクへの取り付け方法、使い方を確認して選びましょう。
そして、防振製品を使っていても故障を完全に防げるわけではありません。
スマホを長時間取り付けっぱなしにせず、ホルダーの緩みや固定状態も定期的に確認しながら使用することが大切です。
